【川の営力と河川環境の変化-自然の営力を活用した川づくり-】
川は、侵食・運搬・堆積という自然営力により自らの掃流力に見合う形をつくるため、洪水による攪乱は河川の様相を著しく変化させ、河川環境や魚類等に大きな影響をもたらす。この影響は、洪水が近年の気候変動によって頻発化・激甚化していることから、大規模かつ長期的なものとなってきている。
「瀬」と「淵」に代表される流水の緩急や河床材料などにも、近年の気候変動による変化が生じているようで、魚類等の生息・生育・繁殖への影響は長期化してきていると懸念されている。
2024 年度の勉強会では、自然の営力による河川環境の変化の特徴を理解するとともに、川の営力を活用した持続的な河川環境保全のための方策・川づくりについて議論していく。
日 時
2024年10月30日(水) 13:30~17:00
場 所
魚沼市小出ボランティアセンター(ZOOMによるオンライン併催)
プログラム
- 信濃川中流域の河川整備について-川の変化の特徴を交えて-
講師:福島 雅紀 氏(国土交通省 信濃川河川事務所長) - 北ノ又川における宮の淵再生
講師:松前 竜治 氏(奥只見の魚を育てる会 副代表) - 大規模出水による川の変化と河川環境への影響
講師:小野 直哉 氏(新潟県魚沼地域振興局 地域整備部治水課長) - 総合討論
参加費
会場参加は資料代500円(会後の交流会参加も有料)
申込期限
2024年10月21日(月)
*本勉強会は(一社)建設コンサルタンツ協会CPD認定プログラムです。
※内容の詳細、お申し込み方法については以下よりご確認ください。